職務経歴書に書くことがない!具体的な対処法と文例を解説

職務経歴書に書くことがない!具体的な対処法と文例を解説



職務経歴書では、自分の強みを知ってもらうためにもじっくりとアピール材料を整理する必要があります。しかし、社会人経験が少ないといった事情がある方は、「書くことがない」と悩んでしまうこともあるでしょう。

今回は、職務経歴書に書けることがないと感じた方に向けて、具体的な対処法と文章例を原因別に詳しくご紹介します。

職務経歴書に書くことがない!と感じる8つの主な理由

職務経歴書に書くことがない!と感じる8つの主な理由



職務経歴書では、ほとんどの記載項目が「今までの経験に基づいた内容」となります。そのため、今までのキャリアによっては、「書くことがない」と悩んでしまうケースもあるでしょう。

ここではまず、職務経歴書につまずいてしまう要因を8つの視点から整理してみましょう。

異業種での転職経験が多い

転職回数が多く、1つの職種や企業を長く経験したことがない場合は、どの職務経歴をピックアップすればよいか分からなくなりがちです。職務経歴では単に自身の職歴を羅列するのではなく、一定の軸や一貫性を持たせてアピールしなければなりません。

そのため、キャリアがバラバラに形成されている方は、何を訴えればよいかが不明瞭になりやすいのです。特に異業種での転職経験が多いときは、各職歴を通じたキャリアの考えや成長過程を表現しにくく、職務経歴・職務内容の段階でつまずいてしまう可能性が高いです。

また、職務経歴書はあまり長くなりすぎないようにまとめるのがマナーであり、A4用紙1~2枚程度が常識的な範囲とされています。転職回数が多い方は、今までの業務経験を書くだけで職務経歴書が埋まってしまい、その他のアピールポイントが盛り込みにくくなってしまうこともあるでしょう。

社会人経験が少ない

第二新卒として転職活動をしている方は、まだ社会人として経験が浅く、アピールできる実績がない点に悩むことも多いです。若手人材の場合は、職務経歴で書けるようなスキルも少なく、強みになるようなポイントが見つからないこともめずらしくありません。

しかし、一般的に第二新卒の若手人材は、本人の資質や可能性に着目した「ポテンシャル採用」の対象となるケースが多いです。即戦力としての採用が行われることは少ないため、職歴が立派なものでなかったとしても、特にマイナスに考える必要はありません。

業務に必要な専門的な知識やスキルがないときでも、コミュニケーション能力といったヒューマンスキルに目を向けてみることが大切です。

応募先の企業で活かせる経験やスキルがない

今までのキャリアを通じて、あまり特別なスキルが求められる業務に携わっていなかった場合も、職務経歴書の内容に迷ってしまうことが多いです。職務経歴や職務内容、勤めてきた企業の情報はすぐに書けたとしても、実績やスキルを書こうとすると、どうしても進みが悪くなってしまうというケースです。

具体的には、工場の製造ラインやデータ入力、販売スタッフを経験してきた方に多いパターンといえます。はたから見れば特別な技術や知識が不要なように思えても、業務を経験するうえでは、必ず工夫を凝らしたり、特別に配慮したりするポイントがあったはずです。

過去の経験をきちんと洗い出し、自身の強みとなるポイントを丁寧に拾い上げることが大切です。

アピールできる実績が不足している

職務経歴書では、単に職務経験をまとめるだけでなく、実績にも触れながらアピールしていく必要があります。今まで経験した業界や企業があまり発展していなかったといった事情で、個人としての実績も不足しているときは、職務経歴書でも武器となる強みを見つられないケースが多いです。

また、事務職といった職種では、数値化してアピールできる実績が少なく、何をピックアップすればよいか迷ってしまうこともあるでしょう。アピールできる実績がすぐに見つからない方は、企業の業績や売上に対して、自身がどのように貢献していたのかを振り返ることが大切です。

自分の強みがよく分からない

職務経歴書を苦手としている方のなかには、自分で「自分には強みがない」と思い込んでしまっているパターンも少なくありません。しかし、強みはあくまでも「周囲との関係性」によって決まる相対的なものです。

今までいた業界では当たり前のように扱われていたスキルも、他の業界では特別な武器として重宝されるというケースは意外と多いものです。自分には実績がないと決めつけてしまう前に、過去の経験を振り返り、自分が積み重ねてきたスキルや強みを丁寧に洗い出しましょう。

また、強みを知るためには、応募先の企業研究も欠かせません。客観的な視点を持つために、転職エージェントのサポートを受けてみるのもよいでしょう。

正社員の経験がない

フリーターとして生計を立ててきた方は、非正規雇用の期間が長いため、職務経歴を書くのに抵抗を感じてしまうこともあるでしょう。社会人経験が少ないとみなされれば、確かにマイナスポイントとして働く可能性もあります。

しかし、仕事への取り組み方によっては、十分にアピールポイントとすることも可能です。たとえば、アパレル販売業で接客のアルバイトをしてきた方は、最前線でお客さまと関わってきた経験が強みになります。

アルバイトから得た経験や成果、業務効率化のための工夫があれば、自己PRとして堂々と記載することが大切です。

ブランクの期間がある

休職していた期間があり、職務経歴にブランクがあるときには、空白期間の説明に困ってしまうこともあるでしょう。職歴に不自然な空白がある場合には、採用担当者が気にする可能性もあるため、「なぜ働いていなかったのか」をきちんと説明できるようにしておく必要があります。

たとえば、育児や介護の家庭の事情や資格の取得のために空白期間があったときには、しっかりとその旨を記載しましょう。資格の取得については、得られた知識や資格を通じて、応募先の仕事でどのように活用できるのかも明記するのがポイントです。

また、留学で海外に行っていた方も、身につけた語学力や経験によって、応募先の業務でどのように貢献できるのかを記載しましょう。

ルーティンワークの経験しかない

いわゆるルーティンワークがメインだった方は、営業職のように明確な実績を打ち出せないため、記載内容に悩んでしまうこともあります。しかし、「時間内に業務を遂行する」「スケジュールを管理する」といった、定型業務を確実にこなす力も、仕事においては重要なスキルの1つです。

自己PRでは、定型業務だからこそ気づけたことや身についたスキルを強調し、アピールするとよいでしょう。また、ルーティンワークであっても、「〇年間一度も納期に遅れたことがない」「業務フローのマニュアルを改善し、作業スピードが〇%改善された」という形で、数字で結果を表現することは可能です。

実績を記載するときには、できるだけ具体的に表現することも心がけましょう。

職務経歴書で企業側が知りたいポイント

職務経歴書で企業側が知りたいポイント



職務経歴書を作成するときには、企業側がどのようなことを知りたいのかを的確に把握しておく必要があります。どのような点が見られているのかを知れば、アピールの方法やピックアップすべき情報を見極めやすくなるでしょう。

職務経歴書は、応募者の仕事に関する経験やスキルを深く知り、企業が求める人材像にマッチしているかを判断するための書類です。具体的には、「応募者のスキル」や「今までの経験と実績」を通じて、仕事のレベルや期待できる貢献度を図ります。

また、自己PRから「入社意欲」や「求めている人材像とのマッチ度」も把握し、興味を持った場合には面接へと進むこととなります。そのため、たとえ「書くことがない」と感じたとしても、決して手を抜くべきではありません。

どれだけ入社への高い意欲を持っているか、伝えたいことを分かりやすくまとめられているかも見られているので、1つひとつの項目にじっくりと向き合うことが大切
です。

職務経歴書に書くことがない!と感じたときに取り組む7つの方法

職務経歴書に書くことがない!と感じたときに取り組む7つの方法



職務経歴書に書けることがないと感じた方でも、今までの経験を丁寧に掘り下げれば、アピールできる材料は見つかるはずです。ここでは、職務経歴書につまずいてしまったときの対処法を7つに分けてご紹介します。

今までの経験をすべて書き出す

まずは、今までの経験をすべて書き出し、じっくりと情報を整理してみましょう。頭の中であれこれと考えるよりも、実際に手を動かして書き出すことで、新たな発見に出会えることもあります。

キャリアについては、仕事の経験がある企業と部署を書き出し、担当していた職務内容をしっかりと記入しましょう。スキルについては、取得している資格をすべて書き出すとともに、業務を通じて得られた強みもできるだけ細かくピックアップしましょう。

どのようなスキルを持っているのか判断しにくい方は、ビジネススキルそのものについて理解を深めてみるのも1つの方法です。自身の経験や特性を照らし合わせて、どのようなスキルに該当するのかを調べてみるとよいでしょう。

実現したいことを書き出す

自己PRでは、志望理由について具体的に記載する必要があります。そのため、仕事を通じて実現したいことを整理しておくと、職務経歴書の記入も進めやすくなるでしょう。

改めて自らの内面を見つめ、自分がなぜ転職したいと思っているのか、転職理由を応募先企業でどのように実現できるのかを整理することが大切です。このときは、目先の転職活動だけでなく、長期的なキャリアプランを可視化することも重要となります。

仕事を通して成し遂げたいことに対して、応募先の企業がどのように適しているのかを可視化できれば、PRにも自然と熱意を込めやすくなります。

短所を長所に変えてみる

自身の長所がなかなか見つからないときには、短所にも目を向けてみることが大切です。短所の捉え方を転換し、長所として見つめ直しみることで、思いがけないアピールポイントに繋げられる可能性もあります。

たとえば、「行動力がない」「悲観的」といった短所は、裏を返せば「分析力がある」「な考え方ができる」といった長所にもなり得ます。また、会議でいま一つ思い切った発言ができないと悩んでいる方も、見方によっては「傾聴力がある」「協調性がある」といった長所に転換できるケースもあるでしょう。

ほかにも、「熱しやすく冷めやすい」「集中力が持続しない」といった短所は、「新しい分野にもチャレンジできる」「環境の変化に強い」という強みに変えられる可能性があります。このように、短所も捉え方によってアピール材料とすることができるため、さまざまな角度から自己分析を行うのがカギです。

応募先の企業が求めている人材像との共通点を見つける

採用担当者に好印象を与えるには、自分のスキルや経験、実績を振り返って、企業が求める人物像と共通しているポイントを見つけてみることも大切です。共通点をもとに、自分が応募先企業のビジネスに貢献できる人材であることをアピールできれば、職務経歴書の説得力が強まります。

熱意や入社意欲をアピールする

職務経歴書では、入社に対する熱意や意欲を示すことも大切です。特に、第二新卒枠の採用では、応募者の社会人経験やスキルが不足している分、熱意や意欲を重視される傾向にあります。

採用担当者にしっかりと思いが伝わるように、「なぜその企業でなければならないのか」を明確にしたうえで、新たなビジネスに挑戦して成長したいという考えを表明するのがポイントです。

今まで習得したスキルを整理する

今までに習得したスキルを整理することも、職務経歴書のブラッシュアップにつながります。取得した免許・資格があれば、自分がなぜ学ぼうと思ったのか、キャリアプランを実現するためにどのように活用できるのかも含めて、丁寧に棚卸ししてみましょう。

たとえ、資格を取得するまでにはいたっていないケースでも、勉強中であれば同様にアピール可能です。ただし、免許や資格は、単に取得しているだけで必ずしも評価アップにつながるとは限りません。

応募先の企業の採用条件に指定されている場合を除けば、学んだことをどのように活用できるのかを自分自身が把握しておく必要があります。そして、自己PRで、応募先の企業が学びを発揮するのに適した環境であることを示すとよいでしょう。

自己PRを積極的に行う

社会人経験が少ない第二新卒で、職務経歴書に書くことがないと困っている方は、自己PRの文量を増やすのも有効なアプローチです。今までに培ったスキルや経験をどのように発揮するかに言及しつつ、応募先企業で働きたいことをアピールすれば、自身の魅力と熱意をきちんと表現できるでしょう。

専門的なスキルを持っていない方は、コミュニケーションスキルやビジネススキル、プレゼンテーションスキルといったポータブルスキルをアピールするのも1つの方法です。ポータブルスキルを記載するときには、主観的な表現を避け、エピソードと絡めながら客観的にまとめるのがコツです。

たとえば、ただ「プレゼンテーションスキルが優れている」と書くよりも、「〇人を対象にした会議でプレゼンを行い、目標を〇%超える賛成票が得られた」といったように、数字をもとに具体化するほうが伝わりやすいといえます。

【例文】ケース別の職務経歴書の書き方

【例文】ケース別の職務経歴書の書き方



職務経歴書に書くことが少ないという方は、自己PR欄に力を入れるのが基本です。ここからは、さまざまなケース別に、職務経歴書の自己PR欄の書き方例やコツをご紹介します。

転職回数が多いケース

転職回数が多いときは、その理由や背景を前向きな表現でまとめることが大切です。また、今までのキャリアと応募先の業務の共通点を探り、1本の軸として表現するのがポイントです。

記入例
私の強みはお客さまの立場や気持ちに配慮し、柔軟にアプローチできるところにあります。もともと人と接することが好きであり、今までに雑貨店やアパレルショップの店舗スタッフ、大手携帯キャリアの店舗スタッフ、百貨店の美容部員を経験してきました。異なる業界で販売スタッフを担当してきたことで、お客さまどのようなニーズを持っているのかを探る習慣が身につき、1人ひとりに合わせた提案ができるようになりました。

貴社の不動産賃貸仲介業務では、1人ひとりのお客さまへの内見対応やアフターフォローが徹底されている点に魅力を感じています。納得のいくお部屋探しをしていただくためにも、お客さまとの信頼関係を深めながら、貴社に貢献してまいります。


社会人経験が少ないケース

社会人経験が少ない第二新卒のケースでも、自己PRに力を入れることが大切です。自身の経験を素直に洗い出し、どのようなスキルや成長のきっかけが得られたのかを表現しましょう。

記入例
私の強みは課題発見力と改善力にあります。営業部では新規顧客への電話営業を担当
し、2ヶ月間で〇件の受注のみと伸び悩みました。そこから上司や先輩からのフィードバックと、徹底した自己分析を重ね、自らの課題を丁寧に洗い出しました。課題改善のための努力として、特に電話をかける時間帯や声色、トークスクリプトの改善にこだわりました。その結果、半年後には営業部でトップとなる月間〇件の受注獲得につながりました。貴社の営業業務においても、素早く課題発見と解決を繰り返しながら、仕事の質を着実に高めていく所存です。


職歴にブランクがあるケース

家庭の事情やケガ・病気で職歴にブランクがある方は、自己PRでもその旨を丁寧に記載するとよいでしょう。休職していた時期の経験もプラスに転換して織り込めると、より質の高いPRを作成できます。

記入例
前職では法人営業に従事しておりましたが、交通事故により外回りができなくなり、1年半前に退職しました。その後の治療により、現在は問題なく業務にあたれるまで完治しております。
休職中は不動産分野への転職を意識し、独学で宅地建物取引士の資格を取得しました。私の強みは、法人営業で得られた顧客対応経験と、データを踏まえた営業戦略の策定にあります。前職では年間〇件の新規受注をコンスタントに獲得しており、法人営業部約50名中3位以内の年間成績を毎年残しておりました。
不動産での営業は未経験ではありますが、法人営業の経験と休職中に得た知識を活かし、貴社に貢献していく所存です。


正社員の経験がないケース

正社員の経験がない方でも、アルバイトで得られた経験をもとに自己PRを作成することは十分に可能です。以下のように、仕事を通じて得られた経験とスキルを丁寧に掘り起こし、説得力を持たせてまとめましょう。

記入例
私は5年間にわたる飲食店でのアルバイト経験から、自ら主体的に動くことの重要性を学びました。仕事ではただ注文を受けたり要望を聞いたりするだけでなく、こちらからお困り事がないかを気にかけるようにしています。
先回りをしながらお客さまの要望に備えるなかで、ときには店内での大きな事故を未然に防ぐこともありました。また、店内の清掃や装飾、メニュー表の改善にも自ら率先して取り組み、5年間で新規のお客さまが合計で〇人増え、売上ベースでも年間〇%の向上につながりました。
前職での経験を活かし、お客さま目線での提案と改善を重ねながら、貴社に貢献したいと考えています。


職歴は長いがルーティンワークが多いケース

ルーティンワークが長く、なかなか目立つような実績が見当たらないという方も、視点を変えればアピール材料を見つけることは可能です。たとえば、以下の事例のように、「計画性」や「業務遂行能力」をアピール材料としてみてもよいでしょう。

記入例
私の強みは、業務と着実に遂行する計画性と目標達成能力にあります。前職では半年間の中長期プロジェクトの管理業務を担っており、ゴールから逆算して自ら月間、週間目標を定めました。そこから1日ごとのタスクを細分化し、チームメンバーに流れを共有することで、メンバー間の主体性や協力関係を引き出すことに成功しました。
全体の流れとタスクの優先順位を明確化したことで、予定外のトラブルも柔軟に対処し、最終的には目標を〇%上回るスピードでプロジェクトを完遂させることができました。


実績が書きづらいケース

業種や働き方によっては、チーム主体の業務が多く、個人としての実績をピックアップしにくいというケースもあるでしょう。応募先の企業が求める人材像と照らし合わせて、チームワークや協調性をアピールするのも1つの方法です。

記入例
私の強みは、チーム内での役割を素早く見つけ、組織に生じた穴を的確に埋められることにあります。前職では10名体制のチームで営業業務を行っており、状況に応じた判断と行動が求められました。最前線でのお客さま対応から、データ管理・抽出・分析、アフターフォローまでを幅広く扱い、常にその場に足りない役割を見つけて行動に移す習慣が身につきました。
業務が立て込んでいるときでも、1人で抱え込まずにメンバー間でコミュニケーションを図り、チームとしての結果にこだわれるのが私の特長と考えております。
貴社でも周囲との連携を大切にし、組織力の向上に貢献していく所存です。


職務経歴書を書くときに気をつけておきたい点

職務経歴書を書くときに気をつけておきたい点



最後に、職務経歴書を書くときの注意点を確認しましょう。

空欄のまま提出しない

書くことが少ないからといって、空欄が多いまま提出するのはNGです。職務経歴書には決められた書式はありませんが、職務経歴や職務内容、免許・資格、活かせるスキルといった内容で、自己PRを記載するのが一般的です。

内容が乏しければ、「熱意がない」「モチベーションが低い」といったマイナスの印象を与えてしまうため、項目1つひとつにじっくりと向き合う必要があります。実績やエピソードが少ない方でも、入社意欲をアピールする方法で、内容の充実を図りましょう。

内容を誇張してはいけない

自分のことをアピールするためとはいえ、嘘や誇張した内容を盛り込むのは避けるべきです。職務経歴書の内容は、面接でも細かく問われる可能性があるため、嘘や誇張があればボロが出てしまうリスクも高まります。

また、仮に入社できたとしても、後から事実の食い違いが発覚し、社会人としての信用を損なってしまう可能性もあるでしょう。職務経歴書にはあくまでも事実のみを記載し、書き方や視点の工夫で内容を深めていくことが大切です。

ビジネスマナーを疎かにしない

職務経歴書はビジネス書類であるため、基本的なビジネスマナーを守る必要があります。誤字や脱字、言葉の間違いがあれば、「細かな点に配慮できない」というネガティブな印象を与えてしまうので、表記や表現には細心の注意を払いましょう。

また、一目見て良い印象を持ってもらえるように、文章のレイアウトやボリューム、改行に気を配ることが大切です。職務経歴書はA4用紙1~2程度にまとめるのが基本であり、ボリュームが多ければ、読み手に余計な負担を与えてしまいます。

アピール不足にならず、長くもなりすぎない適切なボリュームを見極めるためには、テンプレートや文章例を参考にしてみるとよいでしょう。

「職務経歴書に書くことがない」方も諦めは禁物!じっくりと経験を掘り下げよう

「職務経歴書に書くことがない」方も諦めは禁物!じっくりと経験を掘り下げよう





職務経歴書はキャリアや経験を通じて、自身の強みや採用されたときの貢献度を前向きにアピールするための書類です。たとえ「書くことがない」と感じても、できるだけ内容を充実させ、熱意を伝えることが大切です。

そのためには、さまざまな角度から自分の過去を振り返り、アピールできる材料を丁寧に探す必要があります。そもそも、仕事探しは自分を見つめる絶好の機会でもあるので、じっくりとキャリアや経験を振り返るとよいでしょう。

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