【営業職】履歴書「自己PR欄」の効果的な書き方は?職種・スキル別の例文つき

営業職への転職では、履歴書の自己PRが書類選考に大きく響く可能性があります。クライアントや顧客への対人スキルが求められる職種なため、自己PRの内容に注目する採用担当者も多いでしょう。

今回は前職が営業職または営業職志望の転職希望者に向けて、書類選考に通過するために必要な自己PR文のポイントを解説します。「自己PRでなにを伝えたらいいかわからない」「自分のアピールポイントが見当たらない」といった方に向けて例文も用意しているため、ぜひ参考にしてください。

営業職における自己PRのポイント4つ

営業職の転職においては、履歴書の自己PRが書類選考の決定打とされるケースも珍しくありません。営業職はほかの部門より顧客とのコミュニケーション力が問われるため、採用担当者も自己PRのわかりやすさやボキャブラリーから、応募者を測ります。

書類選考を通過するには、以下4つのポイントを意識しましょう。

・具体的なエピソードを記載する

・成果がわかる実績や数値を記載する

・営業職で培ったスキルや知識を記載する

・営業職の経験年数を記載する

ここでは、内定をもらえる自己PRのポイントについて解説します。

具体的なエピソードを記載する

アピール要素には、具体的なエピソードや実際の取り組み内容を追加しましょう。エピソードは、説得力の向上と内容の理解に必要な要素です。採用担当者も応募者の人物像を把握しやすいため、印象に残せるでしょう。

まずは時系列に沿って何があったのかを整理し、経験の中で自分が何を感じて、どのように動いたのかを整理してみましょう。

成果がわかる実績や数値を記載する

具体的な数値や実績があると、自己PRに説得力が増します。たとえば「年間売上1,000万円達成」「成約率が30%向上」など、読んでいる人間にもわかりやすい内容がよいでしょう。

特に営業職であれば、他の職種より数字や実績が重視されます。売上、売上達成率、契約数といった実績の中から、志望企業が求めているであろう実績を事前に探り、確実にPRしましょう。

営業職で培ったスキルや知識を記載する

過去の営業経験で培ったスキルや知識は、自己PRで余すことなく伝えましょう。たとえば、法人営業で培った交渉力や、自社商品を顧客にわかりやすく伝える伝達力が挙げられます。できるなら、応募先が求めそうなスキルや知識を提示できるのが理想です。

スキルや知識を記述するときは、具体的なエピソードと絡めることで説得力が増します。たとえば「自社商品に不備があってリコールが発生した際、数ヶ月にわたってさまざまなパターンのクレーム対応をこなし続けました。なので、トラブルへの冷静な対処やバイタリティには自信があります」といったエピソードなら、スキルを強調できるでしょう。

営業職の経験年数を記載する

「法人営業〇年」「不動産営業〇年」のように、経験期間を数値で見せるのもよいでしょう。過去の職種と応募先企業がマッチ、または近似したジャンルなら、業務にある程度慣れた人材として採用される可能性があります。アピールしたい経歴は、自己PRで強調するとよいでしょう。

また経験年数が短い場合は、代わりに身に着けたスキルや、現在取り組んでいることなどを記載し、将来性を見せるようにしましょう。

営業職における自己PRを書くときの注意点

ここからは、営業職における自己PRを書く際の注意点やNGポイントを解説します。自己PRでは、自身を有用な人材とアピールするプラスの要素が必須な一方、できるだけマイナスの印象を与えない工夫も大切です。エピソードや実績でアピールする際は、同時にNG行為を犯してしまわないよう注意しましょう。

企業が求める人物像にマッチしていない

自己PRを書く際は、応募企業の求める人物像にマッチすることが大切です。たとえば、マニュアル通りに業務を遂行することを重視する際に、アレンジ力や行動力をアピールしても、マッチしていないといえるでしょう。

内定につながる自己PRを書くには、応募企業で活かせる内容をピックアップする必要があります。自己PRを書く前に、企業のWebサイトや採用情報から、応募企業がどのような人材を求めているか分析しましょう。

抽象的で人物像が見えない

アピールする内容に具体的な数値やエピソードがなければ、抽象的すぎて説得力に欠けます。たとえば「提案力には自信があります」とだけ記述しても、なぜ提案力があると断言できるのか、どのような分野における提案力なのか見当がつきません。

一目で自身の特徴がわかるような内容になっていないと、企業担当者は何百人という書類を確認するため、採用される可能性が低くなってしまうでしょう。

アピールポイントが多い

アピールする内容が多すぎると、応募者の意図が伝わらず、強みもぼやけます。結果としてありきたりな自己PR文に落ち着いてしまうため、採用につながりにくいといえるでしょう。

たとえば「私は努力家で、継続力があり、他人を思いやる心があるだけでなく、コミュニケーション能力もあります」といった内容では、根拠が薄いほか、なにを伝えたかったのかが分かりません。

アピールするポイントは応募企業に合わせて厳選しましょう。チョイスしたポイントを実績やエピソードで膨らませると、充実した自己PRが作成できます。

専門用語が多い

業界に精通した人材をアピールするために、専門用語を羅列するのはNGです。採用担当者は必ずしも専門用語を把握しているとは限らないため、できるだけ簡潔に、かみ砕いた表現に変換するのがよいでしょう。

わかりにくい専門用語を例に挙げるなら、英数字を用いた略称や、和製英語です。たとえば、一般医薬品をOTC、顧客管理ツールをCRMと表現するなど、そのままでも伝わるワードを変換する必要はありません。

スキルや知識のアピールは大切な要素ですが、専門用語ではなくエピソードや実績でアピールするとよいでしょう。

【形態別】履歴書における営業職の自己PR例文

ここからは、営業形態別における自己PRの例文を紹介します。一口に営業職といっても、取引先に種類によって求められるスキルは異なるものです。応募企業が求める人物像とマッチさせるためにも、ぜひ参考にしてください。

法人営業の自己PR例文

法人営業の自己PRは下記のとおりです。

(例文)

前職では、子ども向けのショーや小規模の催事を取り扱うイベント会社に5年間所属していました。自治体や商業施設への飛び込み営業が多く、数だけはほかのメンバーよりもこなしていたため、入社3年目には部門内で営業成績2位の座を獲得したこともあります。当時担当した顧客の方々とは、今でもプライベートで付き合わせていただいています。

私の強みは、クライアントとの密なコミュニケーションと、信頼関係の構築です。依頼をゲットしたらそこまで、という関係ではなく、アフターケアや人間味のある会話こそが、信頼関係と継続的な仕事の獲得につながると考えています。以前仕事を依頼していただいた商業施設の広報担当の方は、一度の契約からずっと前会社のみをひいきにしてくださいました。

クライアントとの折衝能力が伝わるように注意して記載しましょう。

個人営業の自己PR例文

個人営業の自己PRは下記のとおりです。

(例文)

前職の保険営業では、5年にわたって家計相談から保険の選定まで、幅広い情報をお客さまに提案してきました。入社当時は専門知識もスキルもなかったため先輩によく怒られましたが、今ではファイナンシャルプランナーの1級を取得し、新たな保険商品や国の制度の改定など、日々の情報収集も欠かしていません。

私が前職で学んだことは、顧客の「わからない」をこちらでかみ砕き、理解する助けが重要だということです。以前、がん保険と生命保険の営業を担当していたのですが、保険商品のなかでも適用条件や補償の幅が広く、理解の難しいジャンルです。

そこで私は、お客さまが納得して商品を選んでもらえるよう、各主要商品を項目ごとで比べられる比較表をExcelソフトで作成し、営業時に見せる工夫をしました。そのおかげか、お客さまにも「わかりやすくて助かる」と成約数も伸び、その年の営業成績で1位を獲得しました。

金融などの場合は顧客との信頼関係構築をアピールできるとさらによいでしょう。

ルート営業の自己PR例文

ルート営業の自己PRは下記のとおりです。

(例文)

前職では、中華食材や酒類を中心とした卸売業者のルート営業に3年間従事していました。エリア内の飲食店や地域密着型スーパーへの営業がメインでしたが、有名店や歴史の長い店舗は既に付き合いの長い業者がおり、入社当初はなかなか成果に結びつきませんでした。

しかし、月に1度は必ず店舗に訪問するたび、店舗のニーズがだんだんと把握できるようになり、求めていそうな商品を店舗ごとでピックアップし、結果として成約率を30%向上させることに成功しました。

この経験から、私はルート営業においては個別な分析と、提案力が重要と理解しています。

訪問する中で何に気づき、どのように成果を上げていったのかが伝わるようにしましょう。

新規開拓営業の自己PR例文

新規開拓営業の自己PRは下記のとおりです。

(例文)

私は前職で、法人相手の新規開拓営業を8年間担当していました。新規開拓はその属性上、成約までに長い期間を要する点と、根気強い営業活動が欠かせません。非常にエネルギーを使う分野なため、入社当初は寝る間を惜しんで営業先企業と市場の分析に注力しました。

営業メールもニーズと文面の見直しを図り、より対象を絞り込んだ内容に変更し、結果として初回の訪問営業で先方に興味を持ってもらう機会が増え、初営業から次回の商談につながる件数が前年比で20%向上しました。

メールや電話の細かいPDCAサイクルや、バイタリティが伝わるようにしましょう。

提案営業の自己PR

提案営業の自己PRは下記のとおりです。

(例文)

前職は、業務効率を改善する管理システムの提案営業を5年間担当していました。業務効率の改善といっても、企業や部署ごとで抱える課題は異なるためコンセプトのヒアリングから始め、最終目標や改善されたといえる評価軸を明確にしてから、適切なツールの提案を行っていました。

前の提案営業で大切していたのは、密なコミュニケーションです。業務効率につながるシステムは、企業の成長性につながるからこそ、的確な課題の抽出が必要だと考えました。そのため、クライアントとのミーティングを週に1度は設け、報連相を徹底しました。

担当者の方との関係性を構築しつつ、ツールに必要な機能をリストアップした結果、訪問から契約までの成約率を30%向上させることに成功し、退職するまでその数値を下回ることはありませんでした。

顧客の課題を発見するヒアリング能力が伝わるように記載してみましょう。

【業種別】履歴書における営業職の自己PR例文

ここからは、履歴書に記載する営業職の自己PR例文を、業種別で紹介します。業種によって営業に求められるスキルや知識は異なります。専門的な分野であるほど知識量や前職でなにをしていたかが問われるため、最適なアピール方法を考案しましょう。

不動産営業の自己PR例文

不動産営業の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

以前は分譲マンションを主体とした不動産会社に5年間所属していました。当時の担当エリアは新築分譲マンションの建築が盛んに行われていたため、非常に競争率が高い場所でした。

そのため、競合との差別化を図る目的で、商業施設でのキャンペーンイベントやネット広告のランディングページの見直しを実施し改善に着手します。それまではファミリー層にターゲットを絞り込んでいましたが、新たに老後夫婦のニーズにも対応できるよう、イベントの実施時期と広告の文面を調整しました。

結果として企画の狙いが上手くターゲット層に刺さり問い合わせ数が大幅増加し、担当エリアのシェア率をナンバー1にまで引き上げました。

自動車営業の自己PR例文

自動車営業の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

前職は、中古車自動車を販売する店舗の営業です。所属期間は10年間で、主に来店客や問い合わせへの対応を担当しました。しかし、中古車は販売エリアによって客層ごとのニーズや売れる車の傾向が異なり、入社当初はなかなか来店した客に納得してもらえるような提案ができませんでした。

私は、提案力とローン関係の知識に課題があると考え、はじめにファイナンシャルプランナーの資格を取得し、ローン相談や自動車税など、お客さまに対してより広範囲のアドバイスが可能になりました。

また、提案力は成約数の多い先輩社員にアドバイスをもらい、お客さまの服装や相談内容から、どのような悩みがあるのかを推察することに注力しました。結果として社内の成約数が以前より3倍に増え、営業に対して自信がついたように思います。

保険営業の自己PR例文

保険営業の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)私は現在、保険の訪問営業に4年間従事しています。メイン商品は生命保険です。保険の資格は入社前に取得済みでしたが、昨今の投資ブームや変額型生命保険の増加も考慮し、新たに投資診断士の資格を半年間勉強して取得しました。

現在はより広範囲の相談に対応できるよう、CFPの取得に励んでいます。保険商品のなかには投資信託と一体化した生命保険も商品にあったため、投資診断士の資格が非常に役に立ちました。実際に変額型生命保険の契約数がおおよそ3割ほど伸びたため、この経験から「肩書きは成約に直結する」と実感しています。

メディカル営業の自己PR例文

メディカル営業の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

大学の薬学部を卒業後、医薬品メーカーの営業部門に6年間勤めました。入社当初は新社会人で、なかなか先輩社員より大きな成果を上げられませんでしたが、入社4年目以降はチームリーダーに昇格した実績があります。また、私自身は特定個人がスキルや知識を独占するような組織風土はいけないと考えており、チームリーダーに昇格した際は後輩社員に対して積極的にスキルの共有を行いました。

結果として部署全体の売上が大幅にアップしたため、強固な組織の構築には情報の積極的な開示と共有が大切だと考え、また貴社の業務においても実践していきます。

人材関連営業の自己PR例文

人材関連営業の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

以前は、提携先企業に派遣社員を送り出す人材派遣サービスの会社に4年間勤めました。派遣する人材のスキルや条件に合わせて適切な場所へ派遣するため、入社当初は提携先企業へのヒアリングと人材ごとのスケジュール調整が大変だったのをよく覚えています。

便利なツールを探したり、PC操作を高速化させるようタイピングの練習をしたりして、仕事を早く終わらせる工夫をしました。業務を短時間で終わらせる行動力と、多忙ななかで培ったマルチタスクのスキルが、私の強みです。

インターネット関連営業の自己PR例文

インターネット関連営業の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

私は以前、製造業をターゲットとしたIoTツールのセールス担当でした。私が自社商品を売り込む際に工夫したのは「デジタルの知識をいかにわかりやすく伝えられるか」です。デジタルテクノロジーは専門用語が多く、慣れた人間でないと理解が難しい分野だと私自身は捉えています。

とくに、製造現場の責任者の方々は50代以上なことが多く、デジタルに対して理解を得るには、内容をこちらでかみ砕いてわかりやすく解説することが重要だと考えます。

そのため、訪問先で商品の概要を説明するときは「ツールの導入でどのような効果を得られるのか」を重点的に説明し、ツールの仕組みには簡易的な画像を作成して理解を助ける工夫をしています。その結果、エリア内で大きなシェアを誇る老舗和菓子工場との契約に成功しました。

【スキル別】履歴書における営業職の自己PR例文

ここからは、自身の持つスキルや実績を効果的に伝えるための例文を紹介します。自己PRの文面を考える際は、自身の持っているスキルや実績を魅力的に相手へ伝える工夫が必要です。

たとえほかの応募者と同じ能力やスキルを持っていたとしても、自己PRの伝え方1つで、採用担当者の印象が大きく変わります。差別化する意味合いでも、独自のエピソードや実績は、内容に盛り込みましょう。

営業実績をアピールする場合の自己PR例文

営業実績をアピールする場合の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

私の強みは、市場調査による情報のアップデートと営業先企業の分析による成約の実績です。以前は法人や自治体を対象としたペーパーレスツールの営業を8年間担当していました。

2022年には年間成約数が前年比で30件増え、成約率も20%向上しました。成果につながった要因は、要件の再定義と、ニーズの明確化だと考えています。以前は訪問件数に対する成約率の低さに課題を抱えており、不要な営業の件数も少なくありませんでした。

そこで私は、過去の成約実績から営業に行く企業の条件を絞り込み、プレゼン資料もよりターゲットに刺さりやすい情報に変更。社内の営業成績で3年連続3位以内を獲得しています。

成約率や順位といった具体的な数値を積極的に提示していきましょう。

ヒアリング力をアピールする場合の自己PR例文

ヒアリング力をアピールする場合の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

私は現在、広告代理店の営業部門に4年間勤めています。営業活動のなかで大切にしていたのは、クライアントが求める要素と課題のヒアリングです。企業の担当者様によっては自社の課題点や制作コンテンツの方向性が不明瞭なケースも珍しくなく、限られた時間で必要な情報を抽出するヒアリング能力が欠かせませんでした。

私のヒアリングによる要件定義をもとにコンテンツ制作が始まるため、非常に責任のかかるポジションだと自負しております。現在はありがたいことに60%以上の企業から継続依頼をいただいています。

自身のスキルがどのように役立ったのかをわかりやすく記載しましょう。

提案力をアピールする場合の自己PR例文

提案力をアピールする場合の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

前職は飲食店や製造工場をターゲットとした衣服のリースやクリーニング代行のセールスを10年間担当していました。私が前職で培った能力で一番といえるのは、提案力です。

主に新規開業する店舗に対して電話や訪問で営業するため、常に競合がいる状態でのスタートが基本でした。

そのため、私は見込み顧客に対して競合よりカタログ数を持参し、店舗のジャンルに応じて最適なデザイン業務服を用意できることをアピールし、かつヒアリングも繰り返しながら、同エリアでナンバー1のシェアを勝ち取りました。

提案時に「ここは誰にも負けない」という工夫があれば、積極的に出していきましょう。

交渉力をアピールする場合の自己PR例文

交渉力をアピールする場合の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

私は現在、中古車販売の店舗で営業を10年勤めています。中古車販売では来店客の価格交渉が日常茶飯事なため、長い勤務のなかで培った交渉力が、私の強みです。

私の担当エリアは高級セダンやミニバンの販売数が多く、価格が高い分1つの商談が売上に大きく響きます。交渉次第で利益率も変わるため、非常に繊細な交渉能力が求められました。お客さまが想定するギリギリのラインをこちらがいかに正確に予想できるかが、商談の成否をわけると考えています。

具体的に何を考えて交渉に臨んでいるかを記載するようにしましょう。

取得資格をアピールする場合の自己PR例文

取得資格をアピールする場合の自己PR例文は下記のとおりです。

(例文)

私は前職で営業業務を中心としたエンジニアとして所属していました。商品は、法人相手のシステム制作がメインです。自身の言葉に説得力を上げる目的と顧客の質問に的確に答えられるよう応用情報技術者の資格を取得しました。

近年はセキュリティ面を心配する顧客が多いため、現在は情報処理安全確保支援士の取得を目指しています。成約数が取得前より30%ほど上がったため、言葉に重みをつける意味でも勉強は重要だと考えています。

資格もなぜ取得したのか、結果どれだけ実績に結び付いたのかをアピールするとよいでしょう。

履歴書における避けたほうがよい自己PR例文

以下は、履歴書のおいて避けたほうがよい自己PRの例文です。

(例文)

「前職では、飲食店や食品工場を対象とした冷凍自販機の営業を担当していました。私が担当してから売上が大幅にアップし、顧客満足度も上昇。部門内でナンバー1の成績を収めました。」

上記の内容は、実績に対する根拠がなく、どのような取り組みを行ったのかが記載されていません。実績を提示しているものの、自慢話になってしまいます。自己PRは自身の強みや能力をアピールする場所なため、実績を裏付ける根拠や具体的な取り組みに重点を置きましょう。

営業職が履歴書に書く自己PRは実績・根拠・エピソードが重要

営業職は対人スキルが求められるため、自己PRの文面が重視される可能性はあります。自己PR文を考える際は、過去の実績とその根拠、2つの要素を結びつけるエピソードを盛り込みましょう。

また、ピックアップする要素は応募企業の求める人物像にマッチすることも重要です。抽象的なアピールをたくさん盛り込むより、厳選した強みを膨らませるほうが、採用担当者の印象に残ります。

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