医療事務の自己PRの書き方やポイントを解説|経験別の例文あり

医療事務の自己PRの書き方やポイントを解説|経験別の例文あり


医療事務の自己PRでは、日々の業務に貢献できる具体的なスキルや経験を的確に伝えることが重要です。

本記事では、医療事務の自己PRにおける有利なスキルや、書く際のポイントをご紹介します。経験・未経験・新卒者ごとの例文もまとめましたので、ご自身の経歴に応じてぜひ参考にしてください。

医療事務の自己PRで有利なスキル・特性

自己PRは、基本的に自由に記入してよい項目です。しかし、医療事務の自己PRでは、特にアピールするとよいスキルや特性が3つあります。採用担当者によい印象を与えるために、自身に当てはまる項目があるかを確認してみましょう。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は、医療事務に必須ともいえるスキルです。医療事務は、患者と直接関わる機会が多いポジションであり、事務員の印象で病院のイメージも左右されるといっても過言ではありません。
患者だけでなく医師や看護師と連携する場面も多く、仕事をスムーズに進めるためのコミュニケーション力が求められます。相手にあわせたコミュニケーションが得意な方は、積極的に自己PRでアピールしましょう。

パソコンスキル

医療事務は、レセプト作成やカルテ入力などの際に、最低限のパソコンスキルが必要です。そのため、ExcelやPowerPoint、Wordなどを問題なく使用できることをアピールすると、適性があるとわかってもらえるでしょう。

また、勤務先によっては、専用のExcelシートやWordの機能などを用いて情報を管理しているケースも考えられます。パソコンスキルがある場合はできることを具体的に記載し、即戦力になれることをアピールするとよいでしょう。

責任感

責任感が強い方や、誠意をもって仕事に取り組める方も、自己PRへの記入しておきましょう。医療事務は、お客様の個人情報を管理したり支払い業務を行ったりする職業であり、ミスは許されません。

1つのミスが、患者さんにも影響を与えるほど大きな問題になるおそれもあるため、強い責任感を持っている方は、「信頼できる人」という印象を与えられるでしょう。

【経験別】医療事務の自己PRの例文

【経験別】医療事務の自己PRの例文


ここでは、医療事務の自己PRの例文を経験別にご紹介します。経験者の方はもちろん、未経験者や新卒者の方の自己PRのポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてください。

医療事務未経験者の自己PR

医療事務未経験の方は、自身の経験に加え、医療事務の仕事内容にも触れる点がポイントです。医療事務未経験者の自己PR例文は、以下の通りです。

医療事務未経験者の自己PR例文
私の強みは、正確な仕事ができる点です。
前職の販売業では、レジ業務や売上管理を担当し、業務の正確性を最優先に取り組んできました。実際にレジのオペレーションを改善した結果、誤差を月5件から1件にまで減削減することができました。
医療事務の分野においても、会計処理やレセプト業務での正確性を追求いたします。貴院では、細心の注意を払った事務処理を行い、患者様とスタッフの皆様が安心できる環境づくりに尽力します。


前職の経験が医療事務の業務で活かせることをアピールすると、「未経験だが業界や仕事内容を理解している」と感じてもらえます。また、前職の経験が具体的にどのような結果につながったかまで記入すると、仕事への熱心さをアピールできるでしょう。

医療事務経験者の自己PR

医療事務経験者は、経験業務簡潔に伝えつつ、実際にどのように働いていたかを伝えられるとよいでしょう。例文は、以下の通りです。

医療事務経験者の自己PR例文
私は、医療事務として受付や会計事務に5年間携わり、患者様に寄り添う対応を心がけてきました。
特に、ご高齢の患者様にはゆっくりとわかりやすい説明を意識し、不安そうな方には積極的に声をかけることで「あなたがいると安心する」と感謝の言葉をいただきました。
貴院では、コミュニケーション力を活かし、ほかのスタッフと連携しながら、さらに思いやりのある対応を行ってまいります。


医療事務経験者の方は、患者さんや実際に一緒に働いていた方からの声を入れると、より自身の強みをアピールできます。

新卒者の医療事務の自己PR

新卒の方の自己PR例文のポイントは、医療事務の仕事内容を理解したうえで、自身のスキルを活かせる場面をアピールする点です。例文は以下の通りです。

新卒者の医療事務の自己PR
私の強みは、パソコンを使用したデータ管理スキルです。
学生時代、ゼミの活動やアルバイトを通じてExcelとWordを使い、効率的な資料作成とデータ整理のスキルを磨きました。特に、アルバイト先では売上データの集計を任され、関数を駆使した高度な表作成を提案し、業務効率の改善に貢献しました。
医療事務の現場では、電子カルテやレセプト処理など、高度なパソコンスキルが求められます。大学で培ったスキルを活かし、迅速かつ正確な事務処理を実現し、医療現場の業務を支援します。



Excelなどは応用的な技術を活かした例まで記載すると、高いパソコンスキルを備えていることが伝えられます。学生生活のなかで培われた強みが、医療事務でどのように活用できるかを考えて自己PRを作成しましょう。

医療事務の自己PRのポイント

医療事務の自己PRのポイント


医療事務の自己PRを書く際に、各経歴共通でおさえたいポイントは3つです。

医療事務の自己PRのポイント
・強みは1つに絞る:自己PRの内容をスッキリさせる

・具体例を入れる:他の候補者と差別化できる自己PRにする

・応募先の特徴にあった内容にする:地域とのかかわりを大事にする病院であれば、地域住民とのコミュニケーション力をアピールする。



自己PRは、簡潔かつ応募先にマッチした内容にすると、好印象を与えられます。また、経験者は即戦力になれること、未経験者は適性があることを積極的にアピールすると、医療事務として活躍が期待される自己PRになるでしょう。

自己PRでは医療事務に活かせるスキルや経験をアピールしよう

自己PRでは医療事務に活かせるスキルや経験をアピールしよう


本記事では、医療事務の自己PRの書き方について詳しく解説しました。

医療事務の自己PRは、志望先の特徴や業務に必要なスキルにあわせて記入すると、求めている人材にマッチしていると感じてもらえます。自身の強みが活かされた経験などをもとに、医療事務として自身がどのように活躍できるかをアピールしましょう。

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【ディスクリプション】
医療事務の自己PRは、仕事への適性や自身の強みをアピールできる大切な項目です。本記事では、自己PRの効果的な書き方や伝えるべきポイントを、経歴ごとの例文とあわせて解説します。医療事務の自己PRの書き方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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