秘書の履歴書【例文あり】志望動機や自己PRのコツを徹底解説

秘書の履歴書【例文あり】志望動機や自己PRのコツを徹底解説


秘書として就職・転職をするとき、まずは履歴書の内容を充実させることが大切です。履歴書は応募者の第一印象を決める書類のため、正しく不備がないように記入しましょう。

この記事では、秘書として効果的な履歴書の書き方を、実例を交えて解説します。志望動機や自己PRに活かせる、秘書ならではのアピールポイントもお伝えします。秘書の履歴書にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

秘書の履歴書作成のポイント

秘書の履歴書作成のポイント





秘書として採用を目指すためには、面接官に好印象を与えることが大切です。初めに、秘書の履歴書作成のポイントを押さえておきましょう。

事前の企業研究が大事

秘書の履歴書を作成するにあたり、大切なのが企業研究です。秘書は企業の上役をサポートする仕事のため、志望する企業の事業理念や経営方針、事業内容を理解しておく必要があります。具体的には、以下の方法でリサーチが可能です。

企業リサーチの方法
・求人情報から求められる人材像や仕事内容をチェックする
・企業のウェブサイトで経営方針・経営理念・事業内容をチェックする
・社長や経営陣が書いた本・インタビューからどんな考えを持っているかチェックする


秘書をしたい理由を明確に伝える

秘書の履歴書作成では、秘書になりたい理由を明確に伝えることが大事です。秘書の仕事に感じている魅力や、自分が秘書に向いていると思う部分をアピールしてみましょう。例えば、「リーダーシップを取るよりも人をサポートする方が好きだから」など、自分の性格と結びつけるのも有効です。また、どのように人をサポートしてどう感じたのか、具体的なエピソードがあると説得力が増すでしょう。

秘書の仕事に活かせる資格や強みをアピールする

持っている資格や自分の強みをアピールするのも、秘書の履歴書作成において大切なポイントです。例えば、職務知識やマナー、接客のスキルが身につく「秘書検定」や、ビジネスシーンにおける判断力や行動力、会話力が身につく「ビジネス実務マナー検定」、英語力が身につく「TOEIC」「TOEFL」といった資格は秘書の仕事に活かせます。また、資格以外では、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力も秘書として強みになります。

秘書の履歴書の書き方




ここからは、秘書の履歴書の書き方を見ていきましょう。例文も紹介しますので、参考にしてみてください。

基本項目

履歴書に記入する基本項目と記載ポイントは、以下のとおりです。

【日付・氏名・住所】
日付は履歴書の提出日を記入します。年号は和暦・西暦どちらを書いても良いですが、履歴書内の他の項目と書き方を統一しましょう。和暦はローマ字に略さず漢字で書きます。

住所は都道府県名から番地、建物名まで正しく記入してください。番地は略さず「〇丁目〇番地〇号」と書くのがルールです。また、メールアドレスや電話番号は連絡がつきやすいアドレス・番号を書きましょう。

【学歴・職歴】
氏名や連絡先の後は「学歴・職歴」を記入します。学歴は中学校の卒業から順に書くのが一般的です。職歴も古い順に記入します。学校名や学科、学部、社名、所属部署は略さず、正式名称で書いてください。

なお、会社に在籍しているときは最後の行に「現在に至る」か「在職中」と書きます。

【資格・免許】
資格や免許は「〇〇検定 合格」「〇〇免許 取得」と書きます。秘書の履歴書では、秘書の仕事に役立つ資格から書くと、採用担当者の目にとまりやすいでしょう。

志望動機・自己PR

志望動機や自己PRには、秘書になりたい理由や企業を選んだ理由を、仕事の経験や仕事に対する意欲と紐づけて記入するのがポイントです。具体的なエピソードを交えて書くと伝わりやすくなります。

志望動機・自己PRの例文
私はこれまで、仕事のサポートをする役割に大きなやりがいを感じてきました。秘書の仕事では、貴社のお役に立ち、大きく貢献できると考えております。また、秘書の仕事は自分の経験やスキルを活かし、成長していける仕事だと認識しております。今後は縁の下の力持ちとして、貴社の発展のために力を発揮できるようサポートしていく所存です。


本人希望欄

本人希望欄には、勤務地や勤務時間の希望などを記入します。特に希望がなければ「貴社規定に従います」と書き、空欄のないようにします。また、給与や有休に対する希望は履歴書には書かず、面接時に確認すると良いでしょう。

秘書の履歴書でよくある質問




秘書の履歴書を作成する際、疑問が出てくることもあるかもしれません。ここで、よくある質問をチェックし、疑問を解消しておきましょう。

Q.秘書検定の資格は何級から有利?

秘書検定の資格は何級からでも記載して問題ありません。ただし、秘書検定3級は高校生が受験するレベルであり、就職や転職に活かせるのは2級以上といわれています。秘書検定は、社会人に必要なマナーや、ビジネスに活かせるコミュニケーション能力を身につけられるため、秘書の就活・転職に有利でしょう。

Q.履歴書を提出する前にチェックしたいポイントは?

履歴書を提出する際は、事前に以下のポイントをチェックしましょう。

履歴書を提出する前のチェックポイント
・誤字・脱字はないか
・写真の貼り忘れはないか
・記入漏れがないか
・履歴書に汚れがないか
・コピーを取ったか(できれば)


また、提出時は用紙のサイズ(A4かB4)から折り曲げず、クリアファイルに挟み、封筒に入れて提出します。郵送の際は切手代が不足しないように気をつけましょう。

秘書の履歴書は企業研究と強みをアピールして印象に残りやすい内容にしよう

秘書の履歴書は企業研究と強みをアピールして印象に残りやすい内容にしよう




秘書の履歴書を作成するときは、事前のリサーチで企業について理解しておくことが大切です。また、秘書として活かせる資格や能力をアピールできるようにしましょう。

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