【美容師の職務経歴書】書き方のポイント・例文について解説!

美容師として、これまで培ってきたカット、カラー、パーマなどの技術、お客様とのコミュニケーション能力、サロンワーク経験といった、あなたの専門性と魅力を具体的にアピールするために最も重要な書類が職務経歴書です。
本記事では、美容師として就職や転職を考える方に向けて、能力やスキルをアピールできる職務経歴書の書き方のポイントをお伝えします。職務経歴書を初めて書く方はもちろん、転職を考えている方まで、自身の魅力を伝えられる職務経歴書を作成していきましょう。
美容師の職務経歴書を書くときのポイント
美容師としてスムーズに自分自身のことをアピールするためには、職務経歴書の書き方のポイントを押さえておくことが大切です。以下では、項目別にポイントを詳しく解説していきます。
伝わりやすく分かりやすい言葉で書く
職務経歴書はたとえ内容が素晴らしかったとしても、採用担当者が読みにくいと感じれば、魅力は低下してしまいます。美容師としての魅力を伝えるためには、誰が見ても伝わりやすく分かりやすい言葉を使用して作成することが大切です。
略語などは避けて、一般的な用語を使うことを意識しましょう。特に、全く違う業種から美容師へ転職するケースでは、専門用語などを多用しないよう注意が必要です。また、読み手が読みやすいように、行間を適度にあけて長文は箇条書きにするなど工夫することもポイントです。
企業やサロンの所属歴は詳細に書く
職務経歴書の所属歴は詳細に書くことが重要です。採用担当者に、企業規模や美容業界の事業内容に関することを把握してもらうため「どのようなサロンで、どういった業務」を行っていたのか明確に記載します。間違いのないように記載し、これまで美容師として働いてきた経歴を正確に伝えましょう。
美容師としての業務は簡潔に書く
美容師としての業務を簡潔に書くことも、職務経歴書を書くときのポイントです。職務経歴書を読む採用担当者は、美容師の業務内容を把握していることがほとんどのため、長々と説明を書く必要はありません。
分かりやすく簡潔にまとめる必要があり、「箇条書き」などを活用するのがおすすめです。美容師としての経験を伝える大事な要素となるため、漏れのないよう記入しましょう。
実績はデータ化や数値化して書く
美容師の職務経歴書を書くときは、実績をデータ化や数値化して書くこともポイントです。美容師の実績は、自身が持つスキルを伝えるのにとても有効であり、採用担当者の興味を惹くことにも繋がります。
実績として挙げられるのは、顧客数やリピート率、社内コンテストの結果などです。さらに、信憑性を高めるため、実績を取るまでの努力やかかった期間といった過程を記載するといいでしょう。
職務経歴書で美容師としてアピールすべきポイントは?

職務経歴書にある自己PRの項目では、美容師として自身の魅力を伝えるため、最大限のアピールをしましょう。以下では、美容師としてアピールすべきポイントについて解説していきます。
技術力のアピール
美容師は、美容に関する専門の知識や技術を持つプロフェッショナルです。職務経歴書では、美容師として働いてきた過程で培った技術(スキル)をアピールしましょう。
ヘアカットコンクールなどの受賞歴がある場合は、アピールポイントとして高く評価されます。たとえ受賞歴がなくても、美容師への熱意をアピールできるといいでしょう。
コミュニケーション能力のアピール
接客業の美容師にとって、外すことのできない能力がコミュニケーションです。お客様が満足するスタイリングを可能にするための、アドバイスや適切なスタイルの提案を行えるコミュニケーション能力が必須となります。
コミュニケーション能力は、採用選考において重要視されるポイントの一つです。店舗実施のアンケートで、高い満足度を獲得したエピソードなどを記載するといいでしょう。
管理能力のアピール
スタイリストとしてだけでなく、マネジメントスキルや管理能力の高い人材は、サロンにとって必要不可欠な存在といえます。
マネージャーとして働いていたなど、具体的な業務内容を記載することがおすすめです。管理能力をアピールできると、採用担当者への印象がよくなります。
自己啓発のアピール
美容師はトレンドに敏感であることが求められます。職務経歴書では、常に自分の意思でスキルや知識を向上させる意識が高いことをアピールできるといいでしょう。
勉強会やセミナーへの参加、新しい技術の習得といった自己成長への取り組みを記載します。また、具体的な目標やキャリアを交えるのもポイントです。
美容師の職務経歴書!手書きとパソコンどちらがいい?

美容師の職務経歴書を作成する際、基本的には手書き・パソコンどちらでも問題ありません。ただ、最近では、データの保存、修正が簡単、パソコンスキルをアピールできるといった理由により、手書きよりもパソコン作成のほうが一般的になっています。どちらにしても、職務経験と具体的なスキルや実績が分かりやすく記載されていることが重要です。
美容師としての第一歩!魅力の詰まった職務経歴書を作成しよう

この記事では、美容師として就職を考える方に向けて、職務経歴書の書き方のポイントについて解説しました。
美容師として自分自身の魅力をしっかり伝えるためには、伝わりやすい言葉を意識したり実績を数値化したりするなど、職務経歴書の書き方のポイントを押さえておくことが大切です。
しかし、職務経歴書の作成には時間も手間もかかります。そのため、スマホやパソコン、タブレットから簡単に職務経歴書を作成できるツール「ワンポチ」を活用することで、スムーズな準備を可能になります。完全無料で作成できるため、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。