法務の履歴書の書き方|基本的なポイントと注意点を紹介

法務の履歴書の書き方|基本的なポイントと注意点を紹介


法務の仕事に応募することを検討しているのであれば、履歴書の基本的な書き方を身につけておくとスムーズに応募書類の作成を進められます。履歴書は一定のルールに沿って書いていく必要があるので、どのような流れで書いていけばよいかを把握しておきましょう。

履歴書で書くべき内容をしっかりと押さえておくことで、面接時にも慌てずに済みます。この記事では、法務の仕事に応募するときの履歴書の基本的な書き方と注意点を解説します。

この記事を読む前に「基本の履歴書の書き方が知りたい」という人は先にこちらをチェック!

基本の履歴書の書き方・テンプレート一覧

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法務の履歴書での基本的な書き方のポイント



履歴書は記入すべき項目がたくさんあるため、1つひとつの内容をきちんと理解しておく必要があります。まずは、項目別にどのような内容を書けばよいかを解説します。

日付

履歴書に記入する日付については、基本的に応募した日を書きます。郵送で送る場合には、投函日を記入しましょう。

また、記入する日付は和暦と西暦のどちらでも構いませんが、履歴書全体で表記を統一するほうが読みやすくなるので必ずそろえるようにしましょう。履歴書を書くときは、過去の内容の使い回しという印象を持たれないために、常に最新の情報を記入することが大切です。

証明写真

履歴書に貼付する証明写真については、法務の仕事という特性上、真面目で誠実そうな印象が伝わるものを選んでみましょう。髪型は基本的に黒髪で、適度に前髪を上げておくと自信のある雰囲気になります。

髪が長いときは、後ろで結んですっきりとした見た目になるようにしましょう。表情については、あごを少し引いて口を閉じ、口角を上げて、目を閉じないようにして撮影するのがポイントです。

また、服装については男女共に、黒か濃いグレー、もしくは紺のスーツを選びましょう。ワイシャツの色は派手なものを避け、全体として落ち着いた印象を与えられるように意識することが大事です。

学歴・職歴

履歴書には、学歴や職歴を記入する欄がありますが、入学・卒業年月は和暦か西暦のどちらかで統一しましょう。履歴書全体で記入する日付は統一する必要があります。

学校名や学科名は省略してしまわずに、正式名称を記入するのが基本的なルールです。記入する内容に誤りがないように、卒業証書や学校のホームページをきちんと確認して、正しく記入します。

記入する順番は、学歴・職歴の順番に書けば問題ありません。職歴が書き切れないときは無理に書こうとするのではなく、職務経歴書のほうに詳しい内容をまとめてみましょう。

免許・資格

保有している免許や資格があるときは、良いアピールポイントになるので漏れなく記入しましょう。特に、法律系の免許や資格がある場合は、応募において有利に働くはずです。

記入する際は、「普通自動車第一種運転免許」「ビジネス実務法務検定試験」のように、省略せずに書くのがマナーです。また、現在勉強中のものであっても、応募先の職種に関連があるものであればアピールポイントとなるので記入しましょう。

そして、語学系のスキルが求められる企業であれば、TOEICや実用英語技能検定といった資格を記載し、募集要件に沿った形でまとめてみましょう。

趣味・特技

趣味や特技については、単に事実を記入するだけでなく、なぜそうした趣味や特技を持っているのかを理由と共に説明するとより説得力が高まります。例えば、サッカーを趣味としているのなら、「小学生の頃から長年サッカーを続けています。 今でも、体力を維持するために、時間がある休日に大学時代の仲間と試合をしています」と記入すれば、目的を持って趣味に取り組んでいることが伝わりやすくなります。

スポーツであれば、体力づくりや協調性のアピールにつながりますし、読書であれば勤勉さのアピールにつながるでしょう。日頃の自分の取り組みを振り返って、アピールポイントになる点を整理してみてください。

志望動機

履歴書に記入する志望動機は、なぜこの仕事に応募したのか、応募先の企業でなければならない理由について書くものです。具体的なエピソードを交えながら、自分の言葉で書くことが重要だといえます。

法務の仕事に応募するときの志望動機の記入例として、次のものが挙げられます。

志望動機の例文
私は大学の法学部を卒業後、都内の貿易会社の事務職として勤務しておりました。4年間ほど勤務しておりましたが、契約書の作成や海外とのやりとりを通じて、より専門性を高めていく必要があると感じました。父親の介護の都合で地元に戻ることになりましたが、状況が落ち着いてきたため、再び今までの経験を活かしたいと考えるようになり、貴社を志望いたしました。

上記のように、法律に関連したキャリアやなぜ応募先の企業で働きたいのかを理由と共に述べていきましょう。

志望動機・自己PRが思い浮かばなくて困っている時は、以下の記事も参考にしてみてください。

法務の志望動機の書き方

法務の自己PRの書き方

本人希望記入欄

本人希望記入欄は、何でも自由に書いてよいというわけではなく、家族の事情といった働くうえでどうしても譲れない条件があるときのみ記入します。基本的には、「貴社の規定に従います」と記入したほうが無難です。

給与面については本人希望記入欄に書くのではなく、面接の際に相談するようにしましょう。

法務の履歴書を上手にまとめるコツ

法務の履歴書を上手にまとめるコツ


法務の仕事に応募するための履歴書を作成するときは、次の3つのコツを押さえておくとよいでしょう。

法務の履歴書を上手にまとめる3つのコツ
・応募先の企業研究は時間をかけて取り組む
・見やすく分かりやすい文章を心がける
・文字サイズや空白にも意識を向ける


それぞれの点について、ポイントを解説します。

応募先の企業研究は時間をかけて取り組む

履歴書はいきなり書き始めるのではなく、まずは応募先の企業の研究に時間をかけることが大切です。なぜなら、応募先の企業がどのような人材を求めているのかが分かることで、履歴書で書くべき内容が明確になるからです。

また、応募する職種の特性や求められているスキルについてもよく調べておけば、履歴書をうまくまとめるだけでなく、面接対策にもつながるでしょう。公開されているホームページの情報やパンフレットに記載されている内容をもとに、リサーチに時間をかけてみましょう。

見やすく分かりやすい文章を心がける

履歴書は応募者の熱意を伝えるものであるため、しっかりと記入する必要がありますが、あまり長々と書きすぎてしまってはいけません。採用担当者は毎日多くの応募書類に目を通すため、端的にポイントをまとめて書くほうが目に留まりやすくなります。

読み手の立場に立って、文章をまとめていくことが大事であり、できるだけ内容を短くまとめるように心がけてみましょう。また、法務の仕事においては専門用語が多くなりがちですが、採用担当者が必ずしも法律に詳しいとは限らないため、専門用語を多用せずに誰にでも分かる文章で書くことも大切です。

文字サイズや空白にも意識を向ける

履歴書を書くときは、文字のサイズやフォントにも気を配り、見た目の印象がすっきりとなるように整えてみましょう。文字が詰まっていると読みづらい印象を与えてしまうので、適度に空白を設けて読みやすくする工夫をすることが大事です。

履歴書を作成したら、すぐに提出するのではなく、少し時間を置いてから読み返すようにしましょう。また、身近な友人や家族に読んでもらって、アドバイスや意見をもらうとさらにブラッシュアップできるはずです。

履歴書の基本的な書き方を身につけて法務の仕事に応募しよう

履歴書の基本的な書き方を身につけて法務の仕事に応募しよう


履歴書には一定の書き方があるので、まずは基本的なポイントを押さえることが大切です。応募先の企業が求める人材像に合わせて、法務の仕事に何が貢献できるのかをアピールしてみましょう。

また、履歴書を作成する際は履歴書作成サービスの「ワンポチ」を活用すると便利です。豊富なテンプレートが用意されており、履歴書の作成に役立つ情報が多く掲載されているので、ぜひ活用してみてください。

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法務の職務経歴書の書き方に悩んでいる方は、以下の記事も確認してみてください。

法務の職務経歴書の書き方

転職活動に慣れていない方や、しばらく転職活動から遠ざかっていた方は、まず履歴書と職務経歴書の基本的な書き方を確認することから始めましょう。

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