機械エンジニアの自己PRの書き方とコツを紹介!すぐに使える例文も

専門の技術や知識が必要とされる機械エンジニアの採用では、経験の有無によって自己PRの書き方に違いがあります。この記事では、機械エンジニアを目指す未経験者・経験者それぞれに向けて、採用担当者の印象に残る効果的な自己PRの内容や例文を紹介していきます。記事を参考にして自己PRを作成すれば、機械エンジニアとしての内定・就職に一歩近づけるでしょう。ぜひお役立てください。
機械エンジニアとして好印象な自己PRの内容【未経験者向け】

まずは、未経験者向けの機械エンジニアとして好印象な自己PRの内容を紹介していきます。
エンジニア以外のアピールポイントを記載する
エンジニアとしての経験がない場合でも心配はいりません。なぜなら、エンジニアには専門の知識はもちろんですが、コミュニケーション能力や分析力、問題解決力といった一般的な能力も必要とされるからです。
これまでのアルバイトや部活動で培ったスキルを、エンジニアの仕事でどう活かせるのかまで提示しましょう。専門知識に関しては、大学で学んだ内容を提示するのがおすすめです。
学ぶ意欲を記載する
専門の知識や技術がない未経験者は、採用後、長期に渡りキャリアを積むケースが多いため、学ぶ姿勢や意欲のアピールは必要不可欠です。どのように学び、どのように成長を遂げたいのかを具体的かつ長期的に記載しましょう。
また、自分の成長だけに重きを置いた内容では、悪い印象として受け取られる可能性もあります。専門の知識や技術を身に付けた後、企業に対してどのように貢献できるのかまで提示できると好印象です。
機械エンジニアとして好印象な自己PRの内容【経験者向け】

次に、経験者向けの機械エンジニアとして好印象な自己PRの内容を紹介していきます。
知識を記載する
経験のあるエンジニアは、自分のスキルを記載しましょう。機械工学や機械力学・材料力学、流体力学・熱力学、CADのスキルがあると機械エンジニアとして高評価を受けやすく、採用において需要が高いとされています。
しかし、持ち合わせている全てのスキルを書く必要はありません。スキルの「希少性」や「新しさ」「市場ニーズの高さ」「志望している企業とのマッチ度」などを考慮して選び、記載すると、採用担当者の印象に残りやすいでしょう。
実績を記載する
これまで自分が積み上げてきた実績があれば、採用担当者がイメージしやすいよう具体的に提示しましょう。例えば、携わって成功させたプロジェクトや開発した製品について、「自分の役割」や「工夫した点」「身に付いたスキル」などを思い出してください。
もし数値でアピールできるものがあれば、可能な限り提示しましょう。数値による具体的なデータがあれば、一目で実績がわかります。実績やデータを提示する際に気をつけたいのは、会社が求める内容をきちんと理解することです。何でもかんでも実績やデータを提示しておけば良いわけではなく、ニーズに合った内容を的確にアピールする必要があります。
機械エンジニアの自己PRの例文【未経験者向け】

ここでは機械エンジニアの自己PRに使える例文を紹介していきます。まずは、未経験者向けの例文から紹介してきましょう。
学生時代に体験したことを踏まえた自己PRの例文
学生時代に体験したことを踏まえた例文を以下にまとめました。
自己PRの例文
幼い頃から工作や細かい作業が大好きで、いつからかこのような性格を活かせる仕事に就きたいと考えるようになり、機械エンジニアを目指せる大学へ進学しました。大学では、機械工学を専攻し、CADソフトを使って形状を設計したり、流体力学や熱力学の基礎知識を学んだりしてきました。
多くの方の生活必需品を作り続けている貴社のものづくり事業に大きな感銘を受け、自分も人々の生活を豊かにしたいと考えています。大学で学んだことをベースに貴社でも多くを吸収し、商品開発に貢献いたします。
コミュニケーション能力をアピールする例文
コミュニケーション能力をアピールする例文を以下にまとめました。
自己PRの例文
私の長所は、人とコミュニケーションを取るのが好きで、チームワークを大切にできることです。大学時代はグループワークやサークル活動で、目標を達成するために協力するチームワークの大切さを学びました。
機械エンジニアも、複数の工程をスムーズに遂行するには、関連部署との連携が大切と理解しております。入社後は、大学時代に身に付けたコミュニケーション能力を発揮して、業務を円滑に進め貴社の運営に貢献したいと考えております。
機械エンジニアの自己PRの例文【経験者向け】

次に、経験者向けの機械エンジニアの自己PRの例文を紹介していきます。
培ってきたスキルを用いた例文
培ってきたスキルを用いた例文を以下にまとめました。
自己PRの例文
私は、大学を卒業後○年間、○○を製造する会社の機械エンジニアとして働いてきました。在職中には2次元CAD利用技術者試験2級と機械設計技術者試験2級を取得し、CAD、CAM、CAEを使って業務を行っていました。
前職では、生産管理の責任者と積極的にコミュニケーションを取り、○%のコストカットに成功しています。これまで培ってきたスキルと経験を武器に、貴社でも高品質な製品の製造に貢献したいと考えています。
エンジニアとしての適性をアピールする
エンジニアとしての適性をアピールする例文を以下にまとめました。
自己PRの例文
私は昔から常に新しいことを追い求める性格で、物事を深掘りしたり、ものづくりをしたりするのが好きでした。この性格を活かせると思い、大学では機械工学を専攻し、卒業後は機械設計エンジニアとして○年間勤務していました。
前職で勤務する中、技術はもちろん、コミュニケーションやチームワークの大切さを知りました。貴社でも周りのスタッフと常に協力し、向上心を持って長期的に活躍したいと考えています。
効果的な自己PRを作成して機械エンジニアの採用を勝ち取ろう

機械エンジニアの採用において、未経験者は学生時代に培ったスキルや学ぶ意欲、経験者は前職で身に付けた知識や実績をアピールしましょう。また、効果的な自己PRを作成するには、企業のニーズや求める人物像などをきちんと理解しておく必要があります。さらに、自身のスキルアップだけでなく、会社の成長にも繋げた文章を作成するとより好印象です。この記事を参考に、好印象な自己PRを作成し、機械エンジニアの採用を勝ち取ってください。
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