ネイリストの職務経歴書の書き方|書く内容やポイントを解説

ネイリストの職務経歴書の書き方|書く内容やポイントを解説


転職活動において、職務経歴書はあなたのスキルや経験を効果的にアピールする、重要な書類です。特にネイリストのように専門性の高い職種では、これまでの実績や技術力を的確に伝えることが内定獲得の鍵となります。

この記事では、ネイリストが職務経歴書を作成する際のポイントや書くべき内容について詳しく解説します。

ネイリストが職務経歴書を書く時の注意点とポイント

ネイリストが職務経歴書を書く時の注意点とポイント


職務経歴書を作成する際は、読み手である採用担当者がどのような情報を求めているかを考えながら作成することが大切です。

ネイリストの職務経歴書では、技術力やサービス提供の実績、顧客対応能力などをアピールしましょう。詳しい項目と内容を解説します。

出来事は時系列に沿って書く

職務経歴書の基本は、時系列に沿った分かりやすい構成です。勤務していたサロン名や規模などは、端的にまとめましょう。例えば「ネイルサロンA(従業員8名、月間来客数約300名)」のように、サロンの規模感が伝わる情報を加えると良いでしょう。

複数のサロンで勤務経験がある場合は、最新の職場から順に記載する「逆時系列形式」が一般的です。異動や配属の変更があった場合は、その店舗の情報も忘れずに記載しましょう。

それぞれの職場での在籍期間も明確に示すことで、あなたのキャリアの流れが一目で分かります。

過去に経験した業務やスキルを書く

職務経歴書には、過去に経験した業務内容を具体的に記載してください。施術した経験だけでなく、担当した業務や役職も詳しく書くことが重要です。

例えば、ジェルネイルやスカルプチュア、ケアやフットネイルなどの施術内容はもちろん、どの手法を用いていたかまで詳しく記載するとより具体的になります。また、開店・閉店作業や予約管理、在庫管理やSNS運用などのサロン運営業務も含めると、幅広いスキルをアピールできます。

さらに、チーフやマネージャーなどの役職に就いていた場合は、その役割や責任範囲についても記載しましょう。人材育成や売上管理なども重要なスキルとして評価されます。

受賞歴や新人教育の経験があれば忘れずに

あなたの実績や特別なスキルを示す情報として、受賞歴や新人教育の経験は非常に価値があります。1日当たりの施術人数やSNSを活用した集客実績など、数字で示せる実績があれば積極的に記載しましょう。

コンテストやコンクールでの受賞歴があれば、その大会名や受賞内容、受賞年をもれなく記載します。また、新人ネイリストの教育担当を任されていた経験も、あなたの技術力や信頼性の高さを示す重要な情報です。

その他にも、自主的に取り組んだ改善活動や、顧客満足度向上に貢献した事例なども、業務に関連する実績として記載すると良いでしょう。

自己PRは簡潔にまとめる

自己PRは、あなたの強みや特徴を簡潔にまとめる重要な項目です。応募先企業のニーズに合った内容を、300〜400文字程度で簡潔にまとめるようにしましょう。

具体的な数字を用いると説得力が増します。例えば「月間顧客数35名、リピート率80%」「SNS運用により新規顧客を前年比20%増加」など、数値で示せる実績があれば積極的に活用しましょう。

また、自己PRでは単なる経験の羅列ではなく、その経験から得られたスキルや、それをどのように応募先企業で活かせるかまで言及すると効果的です。

【項目別】ネイリストの職務経歴書の書き方


職務経歴書は一般的に以下の項目で構成されています。それぞれの項目について、ネイリスト向けの書き方のポイントを解説します。

提出・投函する日付と氏名

職務経歴書の冒頭には、作成日と氏名を記載します。記入する日付は、手渡しであれば提出日、郵送であれば投函日を書きましょう。

名前を記載する際は、苗字と名前の間に1マス空けるのが一般的です。生年月日などの日付情報を記載する場合は、算用数字を用い、職務経歴書全体で西暦か和暦かを統一することが大切です。

また、連絡先情報として電話番号やメールアドレスも記載しておくと、採用担当者が問い合わせやすくなります。

職務要約

職務要約は、あなたの職務経歴の内容を簡潔にまとめた文章です。採用担当者が最初に目を通す部分なので、次を読みたいと思わせるような内容にすることが重要です。

250文字程度の端的な長さで、ネイリストとしての経験年数、得意とする施術、特筆すべき実績などを記載します。例えば「ネイリスト歴5年。ジェルネイル、スカルプチュアを得意とし、サロンコンテストで入賞経験あり。丁寧なカウンセリングによるリピート率向上に貢献」などのように、アピールポイントを簡潔にまとめましょう。

職務要約を読むだけで、あなたの強みや特徴が伝わるような内容を心がけてください。

職務経歴

職務経歴は職務経歴書の中心となる項目です。勤務していたサロンや勤続年数、担当業務を詳しく記載します。各サロンごとに以下の情報を記載すると分かりやすくなります。

職務経歴書に記載する情報
・サロン名と在籍期間(年月まで)
・サロンの特徴(規模、客層、提供サービスなど)
・担当業務(施術内容、接客、運営業務など具体的に)
・役職や責任範囲
・実績や成果


例えば、「ネイルサロンABC(2020年4月〜2023年3月)正社員・ネイリスト」という形で基本情報を記載し、その下に具体的な業務内容や実績を箇条書きで列挙すると読みやすくなります。

できるだけ具体的に記載することで、採用担当者があなたの経験をイメージしやすくなります。

スキル・資格

習得しているスキルや、ネイリストとして保有している資格を具体的に記載します。

パソコンスキルやSNS運用能力、接客・コミュニケーションスキルなどを記載すると良いです。パソコンスキルについては、扱えるソフトやツール、具体的な操作レベルまで記載するとベストです。

資格は正式名称で記載し、取得年月も明記しましょう。例えば「JNECネイリスト技能検定1級(2019年取得)」「ジェルネイル技能検定上級(2018年取得)」と表記するのが正解です。


自己PR

自己PRでは、あなたの強みを生かして応募先企業で何ができるのかを明確に示します。単なる自己アピールではなく、応募先企業のニーズに合った内容にすることが重要です。

複数の項目に分けてPRしても構いませんが、必ず応募先企業と親和性のある内容にしましょう。例えば、高級サロンであれば「細部にまでこだわった丁寧な施術」を、流行のサロンであれば「最新トレンドを取り入れたデザイン提案力」をアピールするなど、応募先によって内容を調整することが大切です。

何をPRするかは企業によって異なるため、職務経歴書の使い回しは厳禁です。それぞれの応募先に合わせてカスタマイズしましょう。

職務経歴書で魅力を伝えて内定を勝ち取れ!

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ネイリストの職務経歴書作成では、あなたの技術力、接客力、実績を具体的かつ効果的に伝えることが重要です。時系列に沿った分かりやすい構成で、具体的な数字や実績を交えながら、あなたの強みをアピールしましょう。

また、応募先のサロンが求める人材像に合わせて内容をカスタマイズすることも忘れないでください。丁寧に作成された職務経歴書は、あなたの熱意や誠実さも伝えることができます。

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