履歴書はWebで作成できる!サービスの選び方と利用時の注意点を解説


近年、多くの企業がWeb履歴書の導入を進めており、転職活動や就職活動においてWeb履歴書は必須になりつつあります。しかし、いざWeb履歴書を作ろうと思っても、どのサービスを選べば良いのか、どのような点に注意すれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか?本記事では、Web履歴書作成サービスの選び方と利用時の注意点について解説します。



履歴書はWebで作成できる

近年の就活や転職活動では、Web履歴書が主流になりつつあります。一般的に、企業の指定がなければ、履歴書は手書きとデジタルのどちらでも構わないとされています。Web履歴書は、就職活動や転職活動を効率的に進めるための便利なツールです。


Web履歴書は、パソコンやスマートフォンで簡単に作成でき、入力した情報は自動的に保存されるので、修正や編集が簡単です。手書きよりも見やすく、読みやすい履歴書を作成できます。また、多くのサービスが無料で利用できます。


ただし、応募先の企業によってはデジタルで作成した履歴書に対応していない場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。


履歴書の作成を含め転職活動はスマホで完結させたい方はこちらの記事を参考にしてください。

履歴書が作成できるWebサービスのメリット

ここでは、履歴書の作成が可能なWebサービスのメリットをご紹介します。


読みやすい履歴書を作成できる

採用担当者は1日にたくさんの履歴書を見るため、読みやすさは非常に重要です。Webサービスで履歴書を作成すれば、以下のようなメリットがあります。


・豊富なテンプレートから、読みやすいレイアウトを選べる

・フォントや文字サイズを調整できる

・書き間違えや情報の漏れを防げる

・デザイン性の高い履歴書を作成できる


特に、手書き文字に自信がない人にとっては、Webサービスで読みやすい履歴書を作成することは大きなメリットとなります。さらに、Webサービスには職務経歴書や自己PR文の例文が用意されていたり、履歴書の書き方や注意点が解説されていたりなど、就活や転職活動をサポートする機能が充実しているものもあります。


短時間で作成できる

就職活動や転職活動において、時間をかけて丁寧に作成した履歴書が採用担当者に良い印象を与えられるとは限りません。むしろ、限られた時間の中で効率的に作成し、必要な情報を的確に伝えることが重要です。

Webサービスを活用すれば、従来の手書き履歴書よりも短時間で高品質な履歴書を作成できます。具体的には書き直し作業が不要になる、必要項目を入れるだけで自動でレイアウトされる、証明写真は印刷や切り取り不要でアップロードのみで完結するといった特徴があります。


これらの機能により、従来の手書き履歴書作成と比べて大幅な時間短縮が可能です。さらに、24時間いつでもどこでも作成・編集可能です。そのため、時間的な制約がある方でも、効率的に履歴書作成を進めることができるでしょう。


他の企業に応募する際にも修正が簡単

Web履歴書は、従来の紙の履歴書と比べて修正が簡単で、複数企業への応募を効率化できる利点があります。具体的には、以下のメリットが挙げられます。


1. 手間と時間を削減

修正液や修正テープを使わずに、簡単に修正や編集が可能です。また、同じ項目をコピー&ペーストすることで、複数の履歴書を素早く作成できます。入力内容を保存しておけば、次回の応募時に再利用できます。


2. 応募内容の微調整が容易

企業ごとに志望動機や自己PRを簡単に調整できます。また、職務経歴書の内容を、応募先企業に合わせて編集できます。誤字脱字のチェックも容易で、より丁寧な印象を与えられます。


3. ストレスフリーな応募

最新版の履歴書を出力するだけで完結するため、複数の企業と並行して応募する場合でも、同じ内容で再度履歴書を書いて複製するという作業が不要。就職活動や転職活動を効率的に進めることが可能です。



履歴書が作成できるWebサービスの選び方

ここでは、履歴書が作成できるWebサービスの選び方を解説します。


フォーマットを確認する

履歴書作成Webサービスを利用する際には、フォーマットの確認が重要です。履歴書には、用途ごとにいくつかの種類があり、それぞれフォーマットが異なります。


主なフォーマット

JIS規格: 厚生労働省推奨のフォーマット。大学卒、大学院卒や第二新卒にも適している。

一般用: 幅広い用途に使用できるフォーマット。学生から社会人まで、誰でも利用できる。

パート・アルバイト用: 希望のシフトや資格などを記入できるフォーマット。学生や副業に最適。

フォーマットは、基本的に応募先の企業の指示に従いましょう。指定のフォーマットがある場合は、そちらに沿って作成します。就活生は、迷ったら「JIS規格」や「一般用」がおすすめです。

履歴書作成Webサービスは、効率的に履歴書を作成できる便利なツールです。しかし、フォーマット選びを誤ると、企業にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。自分の用途に合ったフォーマットを選び、読みやすい履歴書を作成しましょう。

スマホで作成できるか

パソコンだけでなく、スマホで履歴書を作成できるサービスも増えています。通勤時間や外出先など、場所を選ばずに効率的に作業を進められるという利点があります。


スマホで作成できるメリット

・場所を選ばずに作成できる

通勤時間や待ち時間など、スキマ時間に履歴書を作成できます。


・手軽に修正できる

パソコンよりも手軽に修正や編集が可能です。


・写真を取り込める

スマホで撮影した写真をそのまま履歴書に挿入できます。


サービスを選ぶ際には、操作が簡単で見やすい画面構成のアプリがおすすめです。また、職種や用途に合ったテンプレートが用意されていると便利です。


さらに、コンビニエンスストアや自宅のプリンターで印刷できる機能を選びましょう。


就活サイトと連携できるか

就活サイトと連携できれば入力情報を共有できます。一度共有すれば途中保存・再開・作成途中で終了しても、ログインすればすぐに再開できます。また、複数の履歴書をまとめて管理できます。サービスによっては、入力した情報を分析し、アドバイスを受けることも可能です。

複数の企業に応募する方や、情報収集に就活サイトを使っている方は会員登録がおすすめです。逆に単一企業に応募予定の場合は会員登録なしのサービスでよいでしょう。


繰り返し履歴書を作成する予定があるなら、会員登録制のサービスがおすすめです。就活サイトと連携すれば、入力情報を共有できるためです。一度きりの利用なら、会員登録不要のサービスのほうが向いているでしょう。


履歴書以外のフォーマットがあるか

履歴書以外に、職務経歴書や送付状などが必要かどうか確認しましょう。職種や用途に合ったフォーマットが用意されていると便利です。履歴書と統一感のあるデザインを選ぶと、より丁寧な印象を与えられるでしょう。履歴書以外のフォーマットには、以下が挙げられます。


・職務経歴書

職歴やスキルを詳細に記載する書類で、転職活動に必須です。

・送付状

履歴書や職務経歴書を添えて送付する書類です。志望動機や自己PRなどを記入します。

・エントリーシート

企業独自の質問に答える書類です。企業への理解度や熱意をアピールできます。


必要なフォーマットが用意されているサービスを選ぶことで、効率的に応募書類を作成することができます。


履歴書が作成できるWebサービスを利用する際の注意点

ここでは、履歴書が作成可能なWebサービスを利用する場合の注意点をご紹介します。


データの変更し忘れ

Webサービスは便利ですが、データの変更忘れには注意が必要です。特に志望動機や希望条件は企業ごとに書き換える必要があり、変更を忘れたまま送信すると、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。送信前に必ずデータ内容を複数回確認しましょう。


具体的には、読み上げ機能で誤脱を確認したり、誰かに内容をチェックしてもらったり、過去の履歴書と比較して矛盾がないか確認することをおすすめします。

また、サービスの利用規約を確認し、個人情報の取り扱いについて理解しましょう。データ送信に不具合があった場合は、速やかに企業に連絡します。

データの消失

Webサービスは便利ですが、データ消失・保存忘れには注意が必要です。入力内容が消えてしまうと、時間と労力が無駄になってしまうだけでなく、締め切りに間に合わなくなる可能性もあります。

作業の節目でデータを都度保存する、もしくはあらかじめローカルに下書きしたデータを保管しておく、入力内容を自動保存できるブラウザを使用するといった予防策がおすすめです。

適切なテンプレート

Webサービスにはさまざまなテンプレートが用意されていますが、種類が多いため、自分に適したものを選ぶことが重要です。

応募企業の特徴から求められるテンプレート、あるいは自身の強みが伝わるような項目が記載されたテンプレート、つたわりやすいデザインのテンプレートを選びましょう。

撮影環境

スマホで証明写真を撮影する場合は、撮影環境に注意が必要です。特に以下の点に注意しましょう。


・背景

可能な限り白色かつ無地の壁の前で撮影します。壁がない場合は、白いシーツなどを背景に代用しましょう。

・照明

自然光を利用し、影が映らないようにします。蛍光灯やLED照明は、肌の色が不自然になる可能性があるので避けましょう。

・画質

高画質で撮影しましょう。

・服装

履歴書にふさわしい服装で撮影します。

・表情

真顔で撮影しましょう。

また、証明写真撮影用のアプリを活用するのもおすすめです。


誤字脱字のチェック

誤字脱字は、応募者の印象を悪くしてしまう可能性があります。

入力時の注意ももちろん重要ですが、校閲機能や第三者のチェックを用いて、客観的に誤脱を見つけましょう。また文字化けのリスクがある環境依存文字にも注意しましょう。


プレビュー機能の利用

「印刷プレビュー」機能を使って、作成済みの履歴書に問題がないか確認しましょう。プレビュー機能を使うことで、以下のような点を確認できます。


レイアウト: 文字の位置や余白などが正しく表示されているか

文字化け: 文字化けしていないか

誤字脱字: 誤字脱字がないか

改行: 改行の位置が適切か

ページ数: 1枚に収まっているか

可能であれば、実際に印刷して確認することをおすすめします。


デジタル履歴書に対応していない企業もある

すべての企業がWebで作成したデジタル履歴書に対応しているわけではありません。特に、中小企業や伝統的な企業では、紙の履歴書を指定するケースがまだ多くあります。Web履歴書のみしか用意していない場合は、応募できない可能性もあるでしょう。


また、Web履歴書は、修正が簡単である一方、誤字脱字を見落としやすいというリスクがあります。パソコンの画面上で読むと、紙で見るよりも誤字脱字に気づきにくいことがあります。誤字脱字が多い履歴書は、企業にマイナスの印象を与えてしまいます。丁寧さや正確性に欠けると思われる可能性があり、選考に影響する可能性もあります。



Webサービスを使って効率的に履歴書を作成しよう

履歴書は、企業にとって応募者の第一印象となる重要な書類です。Webサービスを使えば、時間と労力を節約しながら、質の高い履歴書を作成することができます。Webサービスを上手に活用して、効率的に魅力的な履歴書を作成しましょう。

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