履歴書の書き方
履歴書はどこで買える？種類・選び方・購入場所を解説
「履歴書はどこで買える？」
「履歴書の選び方を知りたい！」
上記のように履歴書の購入について、お悩みではないでしょうか。履歴書はさまざまな場所で購入でき、種類も豊富なため、どれがいいか迷うものです。
そこで、本記事では履歴書を購入できる場所、種類、選び方などを解説します。最後まで読めば、自分に合う履歴書の購入先や種類がわかります。
履歴書を購入・入手できる場所
履歴書はさまざまな場所で購入できます。
- コンビニ
- スーパー
- 大学の売店
- 文房具店
- 小売店
- 100円ショップ
- インターネット通販
- テンプレート（ダウンロード）
それぞれの特徴や注意点を確認して自分に適する方法で購入しましょう。
すぐに欲しいときはコンビニ
急ぎで履歴書が必要な場合、最寄りのコンビニは大変便利です。24時間営業の店舗も多く、すぐに向かえるのが特徴です。文房具が並んでいるコーナーに履歴書がおいてあるケースがほとんどです。
また、店舗スペースも限られているため、在庫があればすぐに見つけられるでしょう。ただし、種類やデザインは限られていることが多いので、これらにこだわりがない場合はコンビニでの購入がおすすめです。
買い物ついでならスーパー
スーパーでは、日常の買い物と一緒に履歴書も購入できます。多くの店舗では、生活用品コーナーなどに文房具類があり、履歴書が並んでいることもあります。また、スーパーはコンビニと同様で身近に所在し、買い物ついでに購入できるため、買い求めやすいでしょう。
しかし、文房具専門店ほどの品ぞろえは期待できないこともあります。また、小規模なスーパーは履歴書を販売していないこともあるでしょう。履歴書が見当たらないときは、スタッフに尋ねて取り扱いの有無を確認してみてください。
学生なら大学の売店
新卒採用を目指す学生ならば大学の売店で履歴書を購入しましょう。大学の売店で販売される履歴書には大学名が記載されている場合があり、採用担当者が所属大学を一目で判断できます。
また、大学指定の履歴書を利用することで、真面目な姿勢をアピールできるでしょう。加えてキャリアセンターでの相談を通じて、質の高い履歴書作成を目指すことも有効です。このように大学で提供されるサービスなどを使うことは、効果的な就職活動につながります。
確実に買いたいなら文房具店
履歴書は文房具に含まれるため、確実に購入したいときにはおすすめの購入先です。種類も豊富で、自分の目的に合ったものを選べるでしょう。
ただし、大規模な文房具店では履歴書売り場が見つからないこともあるため、店員に確認してみてください。事前に欲しい履歴書の種類を決めておくと、よりスムーズに見つけられます。文房具店には小規模な店舗もあり、その場合は取り扱う履歴書の種類が少ないこともあるでしょう。
豊富な種類から選びたいなら書店やホームセンターなど小売店
豊富な種類から好みの履歴書を選びたいときは、書店やホームセンターなどがおすすめです。店舗の規模によってはフロアの一角を文房具用品のスペースにしており、書店にも負けない種類の履歴書を取り扱っています。
ただし、小売店は店舗によって営業時間が異なるため、事前に確認しておきましょう。特にホームセンターや百貨店などは夜遅くまで営業していません。予定や都合を確認して向かいましょう。
費用を抑えたいなら100円ショップ
できるだけ就職活動の費用を抑えたい場合は、100円ショップの履歴書がおすすめです。特に手書きで履歴書を作成する際は、書き損じを見越して予備を購入したいところであり、100円ショップならば多めに買いやすいでしょう。費用面のメリットだけではなく、さまざまな種類から選ぶことも可能です。
ただし、店舗によっては取り扱っている履歴書の種類や在庫に限りがあるため、確実に購入したいときは大規模な店舗に向かいましょう。
好みのものを選びたいならインターネット通販
あらかじめ欲しい履歴書の様式が決まっている場合や豊富な種類から選びたいときは、インターネット通販で購入してみましょう。インターネット通販は、自宅など好きな場所でさまざまな種類から選べる点も特徴です。
ただし、インターネット通販は注文してから届くまで数日間程度かかるため、すぐに欲しいときには適しません。場合によっては送料がかかり、全体的な費用がかさむこともあるでしょう。
無料で欲しいときはテンプレートのダウンロード
費用をかけずに無料で履歴書を入手したいときは、テンプレートをダウンロードしましょう。また、応募先の企業から特に指定がなければ、インターネット上からダウンロードできるテンプレートでも問題ありません。テンプレートをダウンロードすれば、パソコンで編集するだけで、効率的に履歴書作成を進められます。
テンプレートをダウンロードするにはインターネット環境が必要です。他にもプリンターや用紙なども必要ですので、履歴書以外で費用が発生します。
履歴書の選び方
履歴書はさまざまな種類が販売されており、どれを選んでいいか悩むものです。履歴書を選ぶ際は次の3点に着目してみてください。
- 目的や用途に応じて選ぶ
- 項目内容を比較する
- 職務経歴書や封筒の有無を確認する
上記の選び方を確認して効率的に作成できる履歴書を選びましょう。
目的や用途に応じて選ぶ
履歴書を選ぶ際は、目的や用途に合わせたものを選びましょう。正社員、アルバイト、パートなど雇用形態に適する履歴書選びがポイントです。それに応じて必要な記入欄や記入項目が異なります。たとえば、新卒の就職活動では学歴の記入欄が広い種類、転職時にはこれまでの職務経歴を強調できる種類が適します。
よって、新卒者が既卒者向けの履歴書を購入しても、適切な内容で履歴書を作成できません。書類選考がある際は、目的や用途に合致した書類であるかも評価の対象のため、応募先の企業が望む種類を選びましょう。
項目内容を比較する
先述した目的や用途を検討した後は、それに応じた記入項目が備わっているかを確認しましょう。
たとえば、資格や特技、趣味の記載スペースが、志望動機や自己PRと一緒になっている履歴書があります。目的や用途に対して適切でない履歴書を使うと、大事な職歴が目立たなかったり、自分をアピールするスペースが足りなかったりします。
履歴書は自分を表現する大切な書類であるため、複数の種類を慎重に比較して、自分の目的に合ったものを選びましょう。
職務経歴書や封筒の有無を確認する
履歴書を購入する際は、職務経歴書や封筒が含まれているかも確認してください。応募先によっては職務経歴書が必要だったり、郵送での提出が求められるからです。履歴書を単品で購入すると、封筒や職務経歴書を別途購入する必要があり、費用面でも行動面でもコストがかかります。
職務経歴書や封筒に加えて卒業年月日の早見表も含まれていれば、作成時に役立つでしょう。なかには送り状やクリアファイルもセットになっている場合もあるため、細かくチェックしてみてください。
履歴書を購入するときの注意点
履歴書を購入するときは、次の注意点にも着目してください。
- 用紙のサイズはA4サイズにする
- 履歴書以外に必要なものも購入する
上記の注意点を考慮して履歴書を購入すると、作成時に役立ちます。
用紙のサイズはA4サイズにする
履歴書の用紙サイズにはA4とB5の二つがありますが、A4サイズを選びましょう。理由はA4サイズのほうが各項目のスペースが広く取られており、自己PRや職務経歴などを詳細に見やすく記入できるからです。
また、履歴書だけでなく職務経歴書や添え状もA4サイズで統一することで、提出する書類全体の印象を整えられます。書類の見た目が整っていると、採用担当者にも好印象を与えることが可能です。
一方、B5サイズは学歴や職歴が少なく、内容を簡潔に記載したいときに向いています。ただし、応募先の企業から指定がある場合は指示に従って適切なサイズを選んでください。
履歴書以外に必要なものも購入する
履歴書を購入するときは、作成時を見越して次のアイテムもそろえておきましょう。
- 黒ボールペン
- クリアファイル
- 封筒
- 定規
- 証明写真
それぞれどのように選べばいいのか確認し、履歴書作成に備えてください。
黒ボールペン
履歴書の記入の際に使うための黒ボールペンは、ゲルインクボールペンがおすすめです。水性は滲む可能性があり、消せるボールペンは書類記入には適しません。書き心地を重視すると、太さは0.5㎜〜0.7㎜を選ぶとよいとされています。。
クリアファイル
郵送で履歴書や職務経歴書を送る際にはクリアファイルに入れましょう。持ち運びする際もクリアファイルに書類を入れると、折り目がつかず汚れの防止にもつながります。できるだけ新品を用意して書類を保管すると、より綺麗な状態を保てます。
封筒
履歴書の郵送が必要な場合は封筒を用意してください。色は白色でサイズは角形2号が適します。角形2号の封筒はA4サイズの用紙を折らずに入れられる大きさです。なお、先述のとおり、封筒がセットになっている履歴書を選ぶと新たに購入する必要がありません。
定規
定規は封筒に「応募書類在中」「履歴書在中」と記載した文字を囲むときに必要です。赤文字で記載するため、必要ならば赤ペンも用意しましょう。記載する手間を省きたいときはスタンプを購入する、または赤文字で記載済みの封筒を購入しましょう。
証明写真
履歴書に添付する証明写真も必要です。街中に設置されている証明写真機を使ったり、写真館で撮影してもらったりして準備してください。証明写真撮影用のスマホアプリを使うと、場所を問わずに完成しますが、印刷方法の確認が必要です。
履歴書の種類
履歴書にはさまざまな種類がありますが、主に次の5種類に分類できます。
- 厚生労働省の規格
- 一般用
- 転職用
- 新卒用
- アルバイト・パート用
用途や目的に応じて適切な履歴書を選びましょう。
厚生労働省の規格
2021年4月に厚生労働省は新たな規格の履歴書を発表しました。従来との変更点は、性別記入欄が任意になったり、扶養家族や配偶者の有無の項目が削除されたりしたことです。
これまで厚生労働省は履歴書の規格を定めておらず、JIS規格の様式が広まっていました。しかし、JIS規格の様式から履歴書が削除され、厚生労働省が独自に定めています。この履歴書の規格は幅広い用途に利用できます。
ただし「志望動機」「特技」「好きな学科」「アピールポイント」が一ヵ所にまとめられており、自己PRを重視したい新卒者や転職希望者には向いていません。
一般用
一般的な履歴書は、厚生労働省の規格よりも自己PRのスペースが広く、経歴が乏しい場合も自身の強みや個性を十分に表現できます。新卒者やアルバイト、転職者まで幅広く利用できます。
製造元や販売元によっては記入欄のスペースに差が生じるため、いくつか比較することをおすすめします。一般的には趣味や特技の記入欄、自己PR欄が広めにとられています。
転職用
転職用の履歴書は、学歴や職歴の記入欄が広く、これまでの経歴をアピールしやすい点が特徴です。一般用などでは職歴を書ききれない場合には、転職用を活用しましょう。
加えて本人希望欄や自己PR欄も広めになっているケースが多く、より強く自分自身をアピールできます。また、転職用の履歴書は職務経歴書が同梱されている場合があり、新たに買い足す必要もありません。
新卒用
新卒用の履歴書は、長所や短所、自己PR欄を広く設けていますが、職歴欄は狭めに作られています。理由は新卒者は職歴が少ないからです。一方、職歴以外で自分の強みや将来の目標をアピールするには効果的なフォーマットですので、学生が就職活動の際に提出する際は新卒用を選ぶのがよいでしょう。
アルバイト・パート用
アルバイト・パート用の履歴書は、希望する出勤日や日時などを記入できるスペースがあります。他の種類の履歴書に比べて項目数が限られており、スムーズに作成できる点も特徴です。自己PR欄も限られているため、自分自身を端的にわかりやすく記載することがポイントになります。
目的に応じて履歴書を購入しよう
履歴書はコンビニやスーパーなど、さまざまな場所で購入できます。履歴書を購入する際は、目的に応じて適する場所を選ぶ必要があります。自分に合う履歴書の種類も確認して、それぞれのフォーマットを比べてみてください。履歴書だけではなく、本記事で紹介した必要なアイテムも同時にそろえると、作成もスムーズに進みます。
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